日本語 推敲チェッカー
文末の単調さ・受け身の多さ・冗長表現を指摘し、直し方を提案します。
判定はすべてブラウザの中だけで行われます。入力した文章がサーバーに送信されたり、 保存されたりすることはありません。
このツールが出さないもの
日本語の文章をチェックするツールはすでにいくつもあります。ただ、その多くは「AI率」や「AI生成の可能性」をパーセントで返す検出ツールです。 このツールは、その数値を出しません。理由は3つあります。
- 検出の精度は原理的に不確実です。人間が丁寧に書いた硬い文章ほど高いスコアが出ます。 誤判定を避けられない指標を根拠に、文章を書き直すことになります。
- 知りたいのは判定ではなく直し方のはずです。「AI率72%」と言われても、どこをどう直せばいいかは分かりません。
- スコアを下げる書き換えは、読みやすさを犠牲にします。検出を避けるために不自然な言い回しを混ぜると、文章そのものは悪くなります。
そこでこのツールは、点数を出さずに「どの文のどこが引っかかったか」と「どう直すか」だけを返します。 直すかどうかは書き手が決めるものなので、こちらで断定はしません。
7つの観点
チェックボックスで個別に切り替えられます。うるさいと感じる観点は外してください。
| 観点 | なぜ見るのか |
|---|---|
| 文末が続いている | 同じ形の文末が3つ以上並ぶと、内容ではなくリズムが単調に感じられます。 |
| 受け身で主体が見えない | 「誰が」を書かずに済ませている箇所です。能動態に直すと、書けていない情報が見つかります。 |
| 短くできる言い回し | 意味を変えずに短くできます。ここを削ると、情報量は変わらないまま読みやすくなります。 |
| 意味が重複している | 同じ意味の語が重なっています。片方を落とせば済みます。 |
| 指示語が多い | 「これ」「その」が続くと、何を指しているかを読み手が追えなくなります。 |
| 一文が長い | 一文が長いと、読み手が主語と述語を結びつけにくくなります。 |
| 同じ主語が繰り返されている | 日本語は主語を省略できます。2回目以降は落とすか、指示語に変えられます。 |
指摘の読み方
指摘は文章に出てくる順に並びます。それぞれに、該当箇所の引用、 何が起きているかの説明、直し方が付きます。置き換え候補が機械的に決まるものは 「→」のあとに具体案を出しますが、文脈を読まないと決められないものは、 判断の材料だけを示します。
全部を直す必要はありません。とくに効くのは、文末の連続・一文の長さ・冗長表現の3つです。 この3つだけ直しても、読んだときの印象はかなり変わります。
指摘しない場合もあります
受け身は、常に悪いわけではありません。出典や規約を示すための受け身 (「原著論文では推奨されています」など)は、能動態に直すと書き手の意見と 区別がつかなくなります。このツールは、周辺に「論文」「出典」「規約」 「ガイドライン」といった語がある場合、その受け身を指摘しません。
同じように、指示語や主語の繰り返しにも閾値を設けています。 1つ2つの指示語はむしろ自然なので、段落あたりの個数が目安を超えたときだけ出します。
入力した文章の扱い
解析はすべてお使いのブラウザの中で動いています。入力した内容がサーバーへ 送信されることはなく、どこかに保存されることもありません。ページを閉じれば消えます。 未公開の原稿や社外に出せない文書を貼っても、外部には出ません。 通信を遮断した状態でも、ページを開いたままなら動作します。
よくある質問
- 文字数の上限はありますか。
- 設けていません。ただし入力のたびに解析が走るので、数万字を貼ると ブラウザが重くなることがあります。
- 指摘が多すぎます。
- 観点のチェックを外してください。まずは「文末が続いている」「一文が長い」 「短くできる言い回し」の3つだけを有効にすると、効果の大きい箇所に絞れます。
- 指摘された箇所は、必ず直すべきですか。
- いいえ。技術文書や手順書では、文末が揃っているほうが読みやすい場面もあります。 このツールは判断材料を出すだけで、正解を決めるものではありません。
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